EmDash 0.34.0
破壊的変更(Breaking)と対応
- 公開エントリーのスラッグが必須に:Unicodeのスラッグに対応し、あわせてルーティング対象のコレクションでは、公開するエントリーにスラッグが必須になりました。
- 対応:内部用や、ほかのエントリーから参照されるだけのコレクションでスラッグのないエントリーを公開する場合は、公開する前にそのコレクションに
routable: falseを設定します。
- 対応:内部用や、ほかのエントリーから参照されるだけのコレクションでスラッグのないエントリーを公開する場合は、公開する前にそのコレクションに
- リピーターフィールドの型の生成:これまで型の生成ではリピーターフィールドがすべて
unknownになっていましたが、サブフィールドから作った行の型が出力されるようになりました。- 対応:更新後に型を再生成します。リピーターを手書きの行の型にキャストしているコードは、その型がスキーマとずれている箇所でエラーになることがあります。
- SVGの既定の許可の取り消し:メディアのアップロードの既定の許可リストが
image/で始まる形式をすべて受け付けていたため、SVGもアップロードできていました。CHANGELOGは、寄稿者以上のユーザーが<script>を埋め込んだSVGをアップロードできたと説明しています。既定の許可リストは、PNG、JPEG、GIF、WebPを個別に指定する形に変わりました。- 対応:フィールドの
allowedMimeTypesにimage/svg+xmlを明示しているフィールドは影響を受けません。
- 対応:フィールドの
新機能
- MCPに、コレクションとフィールドを削除・再作成せずに更新するツールが追加されました。
- コレクションに
titleFieldとdateFieldのオプションが追加されました。エントリーのタイトルに使うフィールドと、一覧に表示して並べ替えに使う日付を選べます。 - 管理画面のコンテンツ一覧に、コレクションで指定したカスタムフィールドの列を最大4つまで表示できるようになりました(
admin.listColumns)。 - 索引を付けたカスタムフィールドで、RESTクライアントとプラグインのコンテンツ一覧APIからサーバー側の絞り込みができるようになりました。スカラー型のカスタムフィールドには、必要に応じてデータベースの索引を付けられます。
- プラグインの非公開APIルートが、リクエストしたユーザーの情報(
ctx.user)を受け取れるようになりました。ユーザーIDをリクエスト本文から受け取らずに、ユーザーごとの処理を書けます。 /_emdash/api/taxonomies/{name}にGET、PUT、DELETEが追加され、タクソノミーの定義を読み取り・編集・削除できるようになりました。- EmDashの初期化の前に応答を返したり、描画後の応答を最後に加工したりする
middleware.outerの設定が追加されました。 - 信頼済みのプラグインが、コンテンツの編集画面の設定サイドバーにパネルを、コンテンツ一覧に列を追加できるようになりました。
- 管理画面のコンテンツ一覧に、執筆者による絞り込みが追加されました。
emdash doctorが、CloudflareのCron Triggerやscheduledハンドラーの設定漏れを診断するようになりました。
主な修正
- 全文検索が、本文の表示されている文章ではなくPortable Textの内部のJSONにも一致していた問題が修正されました。検索の索引は、更新時のマイグレーションで自動的に作り直されます。
- コードだけを変えたデプロイのあと、再訪したユーザーにCSSやJavaScriptのないページが表示される問題が修正されました。
- 公開の操作が内部エラーで失敗する問題が修正されました。
- エディターで中央揃えや右揃えにした文章が、公開ページで既定の配置に戻る問題が修正されました。
- 存在しないエントリーへのアクセスが、404ログに実際のパスで記録されるようになりました。
- 多言語サイトで、タクソノミーの選択肢と件数が、選択中のロケールに合わせて表示されるようになりました。
原文:emdash の変更履歴
根拠にした公式ページ
- emdash の変更履歴(0.34.0):https://github.com/emdash-cms/emdash/blob/main/packages/core/CHANGELOG.md#0340
- 公開日:npm(emdash 0.34.0、2026-08-18T12:30:44Z=日本時間8月18日):https://www.npmjs.com/package/emdash/v/0.34.0