管理画面
このページで分かること
- 管理画面の場所(
/_emdash/admin/)と、ナビゲーションにある作業エリアの一覧 - コンテンツの編集画面(保存と公開の違い、予約公開、編集ロック)と、ゴミ箱への移動と完全な削除の違い
- 5つのロールと権限、メディアライブラリ、プラグインが追加する画面、管理画面に必要な設定
このページの目次
管理画面は、EmDashのサイトに含まれる編集用の画面です。Astroのアプリケーションが /_emdash/admin/ で配信し、公開ページと同じデータベース、メディアストレージ、コンテンツモデル、プラグインを使います。
新しいサイトで管理画面のルートに初めてアクセスすると、セットアップウィザードが開きます。セットアップのあとは、ログインしたユーザーの権限によって、使えるコンテンツと管理用のツールが決まります。
作業エリア
ナビゲーションは、サイトのコレクションとインストールされたプラグインに合わせて変わります。編集者や管理者に表示される主なエリアは次のとおりです。
| エリア | 用途 |
|---|---|
| 「ダッシュボード」 | サイトやプラグインのウィジェットが並ぶ最初の画面 |
| コレクション名(Posts など) | エントリーの一覧、作成、編集、公開、ゴミ箱への移動 |
| コレクションのグループ | 同じグループのコレクションと、そのフォルダー内のコレクションだけに割り当てられたタクソノミーを入れる、折りたためるフォルダー |
| 「メディア」 | ファイルのアップロード、検索、詳細の確認、置き換え、削除 |
| 「分類グループ」と「執筆者」 | コンテンツの整理と、クレジットに表示する執筆者の管理 |
| 「メニュー」と「ウィジェット」 | ナビゲーションと、サイトが描画する、編集者が管理する領域(ウィジェットエリア)の管理 |
| 「コメント」 | コレクションでコメントが有効な場合の、コメントの確認とモデレーション |
| 「コンテンツタイプ」 | コレクションとフィールドの作成と、その設定の変更 |
| 「プラグイン」 | プラグインのインストール、設定、プラグインが提供するページを開く |
| 「設定」 | サイト、認証、バックアップ、メール、検索、そのほかのサービスの設定 |
この画面が管理するのは、データと設定です。公開サイトのレイアウトは、引き続きAstroのページとコンポーネントが決めます。管理画面でメニューの項目やウィジェットを追加しても、公開サイトが変わるのは、Astroのコンポーネントがそのメニューやウィジェットエリアを取得して描画している場合だけです。
やさしい解説
WordPressの管理画面(wp-admin)と同じく、EmDashの管理画面にも記事の一覧、メディア、メニュー、設定などの画面があります。ただし、wp-adminをそのまま再現したものではなく、表示されるメニューはサイトのコレクションとプラグインによって変わります。また、管理画面でメニューやウィジェットを追加しても、それを表示するのはAstroのページ側です。ページがそのメニューやウィジェットエリアを読み込んでいなければ、公開サイトには表示されません。
コンテンツの編集画面
コンテンツの編集画面は、選択したコレクションをもとにフォームを組み立てます。短いテキストのフィールドはテキスト入力に、portableText のフィールドはリッチテキストエディターになり、メディアのフィールドではメディアの選択画面が開き、参照のフィールドでは別のエントリーを選択できます。コレクションの設定に応じて、公開、プレビュー、リビジョン、コメント、検索の操作部品が加わります。
リッチテキストエディターは、見出し、リスト、引用、コード、リンク、画像、登録された独自のブロックに対応しています。インポートしたコンテンツに、エディターが表示できないブロックが含まれている場合、EmDashは次の保存でそのブロックを削除せず、保存されたブロックをそのまま残します。
下書きが有効なコレクションでは、保存と公開は別々の状態です。「保存」は、現在の作業内容を下書きとして保存します。「公開」または「Publish changes」は、保存した版を公開用の取得の対象にします。予約公開は、下書きや保留中の変更を公開する日時を記録します。
コレクションで編集ロックが有効な場合、エントリーを開くと、その編集者のためにロックがかかります。ロックがかかっている間、ほかの人の書き込みは、黙ってエントリーを上書きするのではなく、拒否されます。また、編集者がエントリーを読み込んだあとにそのエントリーが変更された場合、EmDashは古い内容からの保存を拒否します。編集者は上書きせずに、新しい版を読み込み直せます。
やさしい解説
WordPressの「下書きとして保存」と「公開」と同じく、EmDashでも保存と公開は別の操作です。「保存」を押しただけでは、公開サイトの表示は変わりません。「公開」(公開済みのエントリーでは「Publish changes」)を押すと、保存した内容が公開サイトに表示されるようになります。日時を指定して公開する予約公開もできます。
ロールと権限
EmDashには、閲覧者(Subscriber)、寄稿者(Contributor)、投稿者(Author)、編集者(Editor)、管理者(Admin)の5つのロールがあります。ロールのレベルが上がるにつれて権限が積み重なりますが、コンテンツやメディアの操作では、誰が所有者かも関係します。たとえば、投稿者は自分のエントリーを編集・公開でき、編集者はどのエントリーでも編集・公開できます。
管理用のエリアには、個別の権限チェックがあります。
- 編集者は、タクソノミー、メニュー、バイライン、ウィジェット、セクション、ほかの投稿者のコンテンツを管理できます。
- 管理者は、コンテンツモデル、ユーザー、プラグイン、リダイレクト、バックアップ、設定を変更でき、ゴミ箱に移したコンテンツを完全に削除できます。
- サーバーは、操作ごとに権限を確認します。ナビゲーションの項目を非表示にすることは、セキュリティの境界ではありません。
アカウントのセットアップと、ロールの詳しい説明は、認証とユーザーのロールを読んでください。
メディア
メディアライブラリでは、ファイルをグリッドまたはリストで表示し、検索や絞り込み、メタデータの表示、複数の項目をまとめた操作ができます。アップロードの動作は、設定したストレージアダプターによって変わります。アダプターが署名付きアップロードに対応している場合、ブラウザーは短時間だけ有効な署名付きURLを使ってファイルをストレージに送り、アップロードの完了をEmDashに伝えます。
メディアの項目を削除すると、それを参照しているエントリーに影響することがあります。公開ページで使っているファイルを削除する前に、メディアの使用状況の情報と置き換えのツールを使います。アップロード、置き換え、削除の流れは、メディアライブラリを参照してください。
プラグインの画面
プラグインは、ダッシュボードのウィジェット、設定のセクション、編集画面の操作部品、または管理画面のページ全体を追加できます。プラグインのページは、そのプラグイン専用の管理画面のルートの下に配置され、コアの管理画面を置き換えることはできません。管理画面のリンクが特定のロールにだけ表示される場合でも、保護が必要な操作については、プラグインがサーバー側で権限を確認する必要があります。
拡張機能を追加するには、プラグインのインストールを読んでください。画面を作るサイトの開発者は、コアの管理画面のアプリケーションを変更するのではなく、ネイティブ型プラグインの管理画面APIを使ってください。
設定の要件
管理画面はReactのアプリケーションです。そのため、Astroのプロジェクトに @astrojs/react、react、react-dom をインストールし、astro.config.mjs に react() を登録する必要があります。サイトには、サーバー出力、データベース、メディアストレージも必要です。ローカルでの設定全体は、既存のAstroプロジェクトへのEmDashの追加で示しています。