Agent Skills
確認日:2026年9月20日 対応する原文の版:emdash 0.38.0(コミット 7988b14)
Agent Skillsは、スキルごとに1つのディレクトリと説明ファイル(SKILL.md)で構成されています。公式テンプレートの AGENTS.md は、AIツールが特定の作業をするときにスキルを読み込むよう指示しています。EmDashの公式リポジトリの skills/ には9本のスキルが入っています。公式のREADMEは、EmDashには「プラグインとテーマを作るためのエージェント用スキル」が同梱されていると説明しています。
各スキルの説明は、SKILL.md の先頭にある説明(description)の翻訳です。AIツールは、この説明を見て、どの作業でそのスキルを使うかを判断します。
スキルの入手場所
| 入手場所 | 含まれるスキル |
|---|---|
公式リポジトリ(emdash-cms/emdash)の skills/ |
9本すべて |
公式テンプレートの .agents/skills/ |
building-emdash-site、creating-plugins、emdash-cli の3本 |
emdash-plugin init で作成したプラグインのプロジェクト |
creating-plugins(プロジェクト内のスキルとして作成される) |
公式リポジトリの AGENTS.md によると、リポジトリ内の .agents/skills と .claude/skills は skills/ へのシンボリックリンクです。
サイトやプラグインを作るときのスキル
公式テンプレートに同梱されている3本と、WordPressからの移植用の2本です。
| スキル名 | 説明 | テンプレートに同梱 |
|---|---|---|
building-emdash-site |
Astro上でEmDash CMSのサイトを構築・カスタマイズする。ページの作成、コレクションの定義、シードファイルの作成、コンテンツの取得、Portable Textの描画、メニュー・タクソノミー・ウィジェットの設定、デプロイの設定など、EmDashを使ったAstroサイトに関わるあらゆる作業で使う。Astroの基本的な知識を前提とし、EmDash固有のパターンをすべて提供する。 | ○ |
creating-plugins |
サンドボックス型のフック、ルート、ストレージ、メディア、MCPツール、宣言的な管理画面UIを持つEmDash CMSのプラグイン、またはネイティブ型のReactとAstroの拡張を作る。EmDashプラグインの雛形を作るときや実装するときに使う。 | ○ |
emdash-cli |
EmDash CLIを使って、コンテンツ、スキーマ、メディアなどを管理する。コマンドラインから稼働中のEmDashのインスタンスを操作する必要があるとき(コンテンツの作成、コレクションの管理、メディアのアップロード、型の生成、CMS操作のスクリプト化)に使う。 | ○ |
wordpress-plugin-to-emdash |
WordPressのプラグインをEmDash CMSに移植する。WordPressのプラグイン、テーマの機能、カスタム投稿タイプを、EmDashへ移行・変換・移植するよう頼まれたときに使う。概念の対応と実装のパターンを提供する。 | ― |
wordpress-theme-to-emdash |
WordPressのテーマをEmDash CMSに移植する。WordPressのテーマの変換・移行・移植を頼まれたとき、または既存のWordPressサイトのデザインに合わせたEmDashのサイトを作るときに使う。デザインの抽出、テンプレートの変換、メニュー・タクソノミー・ウィジェットなどのEmDash固有の機能を扱う。 | ― |
EmDash本体の開発用のスキル
| スキル名 | 説明 |
|---|---|
adversarial-reviewer |
バグが存在する前提でバグを探す、敵対的なコードレビュー。コードのレビュー、バグ探し、正しさの監査、プルリクエストの厳しい検証を頼まれたとき、または「徹底的に粗を探して(tear this apart)」「これの何が問題?」と言われたときに使う。好意的な解釈はせず、すべての行を、問題がないと証明されるまで疑う。 |
agent-browser |
テストと検証のためのブラウザーの自動操作。Webの画面を操作する、見た目の変更を確認する、フォームに入力する、スクリーンショットを撮る必要があるときに使う。 |
ux-acceptance-coordinator |
使い捨てのEmDash管理画面のサイトに対して、エージェントが実行するブラックボックスのUX受け入れ確認(ジャーニー)を取りまとめる。別のテスター役のエージェントが手動で進めるブラウザー操作を、準備・依頼・検証・報告するときに使う。確定的なPlaywrightのテストや、通常のコードレビューには使わない。 |
writing-emdash-docs |
EmDashのドキュメントを、技術的な正確さ、役立つ構成、ハウススタイル、自然な文章の観点で執筆・改訂・レビューする。EmDashリポジトリのユーザー向けドキュメント、ガイド、APIリファレンス、移行・アップグレードのガイド、README、コントリビューター向けドキュメント、技術仕様、リリースノートを扱うときや、既存のドキュメントの改善、監査、機械的な文章の除去(de-slop)、人間らしい文章への書き直しを頼まれたときに使う。 |
この分け方は、テンプレートへの同梱の有無と各スキルの説明にもとづいて本サイトで分類したものです。公式の分類ではありません。
根拠にした公式ページ
- EmDash公式リポジトリ
skills/(各SKILL.md、コミット 7988b14):https://github.com/emdash-cms/emdash/tree/main/skills - EmDash README(「Built for agents」):https://github.com/emdash-cms/emdash
- emdash-plugin CLI:https://docs.emdashcms.com/plugins/creating-plugins/cli/
- EmDash Templates(各テンプレートの
.agents/skills/、コミット d24ebbd):https://github.com/emdash-cms/templates